2012-01-01から1年間の記事一覧

深海オルヴォワール

疎ましい呼び声群れを離れて逃げた果てに孤独でも一人なら悲劇を演じる事もない深く沈む目覚めた数だけやがて眠る束の間の夢なのも知りながら水面に浮く船影 波間で光る反射も暗がりの世界には届かないたゆたいの心 温度の残る肌も冷えてゆく薄れる記憶の中…

残響スターゲイザー

祈る様にそっと瞬くStarlight「空に少しでも近付こう」町で一番高い丘へ二人だけが知る秘密の場所白く光る星を数える為に 心配させたくないだからすぐまた 無理に強がる君もそうだったのかな今も耳に残る言葉が 何回だって僕の背中押す遠い場所にいても繋が…

153センチメンタル

すこし低めの身長で 精一杯に背伸びする153センチから 爪先立ちで見る世界遠い景色に 近付く様に歩き出す足元を見ても 何にもないよ 俯かないで無防備な感受性じゃ 簡単に傷付いちゃうけど何も感じないより そのほうが きっと意味がある涙、振り切っていく …

夜光遊戯

終わりかけた蛍火夏の残りを愁う様残像を 追いながら気持ちも揺れる初めて聞いた 言の葉が胸に響く破裂しそうな 心臓を君には秘めて素直じゃないあまのじゃく余裕振って強がり浴衣の袖 摘む指少し震えていたくせに違う歩幅合わせて気遣うなんて生意気ね君の…

BAD TREATMENT

何を繋げているつもり?無理に温もり保ってキツク匂う鉄の薫り引き延ばしたラストどうせ永遠なんてないせめて綺麗に死にたい規則的な伝導ならイミテーションパルス深い吐息ばかり 聴かせないで覚めた意識の中 声が出せないまま今はただ呼吸だけ繰り返す窓の…

Pop Amenity

ちょっと違う景色を探してわざと遠い街まで来てみたきっと次の角を曲がる度予想外の何かと出会える此処の日々に慣れたら君に手紙書くよこれから先を物語るのは私もまだ知らない私今は少し怖がっていても胸を打つ鼓動憧れだけで逃さない様笑顔はいつだって必…

したたメール

畦道に響く声 学生の笑顔お喋りに夢中日に一度だけ走る バスがやって来る乗る人はいない都会の街へ 出て行った君まだ此処に残る私いつの間にか時が過ぎて思い通り行かなくてもみんな大人に変わる語り合った夢の中の自分に今 近付けてる?答え合わせしたいね…

Daylight star

渋谷に新宿 原宿ようやく慣れた乗り換え人波の中に 紛れて確かにいるよ 此処に軋む胸のリズムを 期待のカウントに変えて忙しい街を抜け出す 軽い足取りネイルも涙も もうすぐで乾くから私だけが使える 笑顔を身に着けて叶える前から 「叶わない夢だ」って願…

Gato Carente

道を横切れば公園までもうすぐいつも座ってるあの人が今日もいるお気に入りの噴水の近くで贅沢シエスタ浅い眠りへ落ちていく邪魔はしないでね 一人が好きなの撫でてくれたって 無駄 嫌なものは嫌なの街が静まって瞳孔が開く夜月に見付かって路地裏へと隠れる…

Burning Rose

熱い吐息 声を漏らす滲む涙 隠せない火照る頬を 指で撫でる伝う微熱 受け止めて真夜中に乱れるBurning Rose溢れるFlavor of honey... Let me taste it!キスで残る 紅いルージュ首に刻む 爪の跡お前だけが オレを染める触れた棘は 致命傷一秒で酔わせるBurni…

Dear Pluto~バーニーの遺言~

私が付けた あなたの名前今ではみんな 知っているのよ神話の本に 記された王見えない空で 孤独に浮かぶ残り全て 見せていない その表情 教えてレンズを 覗き込んだまま 距離を測る暗闇へ 溶けていく 傾いた その背中定められた 輪の外へと また 消えてしまう…

未来が呼んでる~旅立ちのEarly morning~

雲の切れ間から 日差しが見えたら指さした先が 未来の在り処だよまだ見ない場所を イメージしながら叶えて自分の 瞳に映す次に笑顔で また逢う為に誓う言葉を 胸の奥 刻んで彼方 地平線 あの太陽さえ 追い越すくらいに熱い鼓動が 秒読みを 急かしてる風に舞…

Tiny Summer Memory

はしゃぎながら過ぎ行く学生にいつかの背中を重ねる自転車 手で押して 時間を稼いだ夕暮れ 国道の二人教室にいる時は 何も知らない振りでちっぽけな隠し事 それも何だか嬉しくて放課後を待ち侘びて 顔には出さないで精一杯 強がって 背伸びしていたよ半袖を…

Soon the Summer Squall

温い湿度 汗ばんだ素肌風はまるで 溜め息にも似た匂い募る愁い 失望の気配停滞する 渋谷の夏の明け方木曜日が始まってビルの影へ消えた熱慣れた雑踏の景色居心地さえも分からないままで通り過ぎた窓ガラス笑みの下手な顔が映ったやがて降り出した雨に今は邪…

ブルーグラス

デルタテール 靡かせて見栄を張った 服みたいね綺麗にして どうするの?私の事 どうしたいの?水銀灯 照らされて作り物の 光の下歪なまま 輝いて持ち腐れの 宝石だね恋の様に 酔わせる様に 飾りひらひらりあなたを満足させられれば それでいいの狭い世界 囚…

ジェットブラックシンデレラ

ワルツなんかじゃ物足りなくなるわガラスの靴で踏み付けてあげたいいっそドレスも切り裂いてよ誰かキスはお預け また今度加速していく鼓動が打つBPM思わせぶりに目を合わせウインク私の中の少女を捕まえて?鐘が鳴っても 帰らないルージュの色したカーぺット…

響-kyou-

抜け出す部屋 鍵も掛けずに明けゆく空 沈む三日月愁いの色劣情とも似ているざわめく街に飲まれ叫び方を忘れて渇いた喉の奥へ潜んだメロディ国道には 車のライト後ろ姿 探すみたいに不安なまま当てなく伸ばした手は…交わした声の記憶胸の内に刻んで呼び合う為…

グレイグロウ-GRAY GLOW-

俯いた街 足早に駆け抜ける見逃しながら 今を遣り過ごす様に冷めかけている情熱は 悪戯に焦らしながら誰のせいにも出来ない 行き先を探してもう一度 瞳に宿す淡く 光る 鮮やかな灯(ひ)を永く眠る 幼い想い守り続けた玲瓏が 囁く朝霧の中 音もなく独りきり無…

今日も町には風が吹く

風見鶏 屋根の上からあなたを 探す様『僕も作りたい』あの子が 言うの並べる 食事も今では 二人分余ってる テーブル慣れるまで まだかかりそうあなたが 愛した町並み 人も 景色もみんなも あなたの話を しては 笑うの晴れたら 教会へ静かな 白い 十字架手向…

After Tea Time

飲みかけのお茶が 冷めていくあなたがお替わり するくらい美味しいお茶を 淹れたならもっと一緒に 居れたかなあなたの余韻が 消えていく結局 聞かなかったけど今頃あの子と 一緒かな

メイル

飾らなくなったと思ってよ最近絵文字を使わない文面なのは本当は自分で気付いてる昔ほど遊び心が湧かない事実I don't know how to say,I don't know how to tell.躊躇う指先 繰り返す思惑 保存したままのメールなんであんなこと言うの? 私が言わせちゃっ…

夢見ていいぜ

子ども染みた憧れをいつ失くした?早く拾って来いよ 間に合わなくなるぜ迷うなんて難しい真似すんなよもっと素敵なやつを 見付けもしないのに望む前から諦める それが大人しい大人か 物分かりがいい奴は 大事な事を分かっちゃいない夢見ていいぜ 夢見ていい…

君は天使

僕は何も言わない 君は何も知らない 奇跡が起きた瞬間も君は何も知らないあの日 君の一秒が僕の永遠になった今のこの距離こそが神秘を生んでいる 声は歌 髪はハープの弦立ち振る舞いは光 微笑みは癒やしと安らぎきっと触れたら汚してしまう だからこのまま離…

ホエール・エコー~深海の周波数~

弱いから強がって 本心を隠し続けて安らげる居場所にずっと辿り着けずに受け入れて分かり合う その前に逃げてしまった邪魔されず過ごせるほうが楽に思えて群れから外れて引き換えに 得た自由の正体は孤独 僕の背中を見付けて… 別れじゃなくて、会いたい Do y…

All Our Breath

弱く手を繋いで 風に髪が揺れる午後久々に二人きり 遠く透き通る空の下出会ってからお互いに年を取ったねたまには幼い気持ちを 思い出そうよ止められない呼吸の様に 長く長く続いている恋口に出さなくなった言葉 今でもちゃんと感じてる呆気なくいつかは 世…

SECOND START LINE

Catch the new one ,Reach for the shining sun As a human,We are born inthis worldBe two of us,Always stay by my sideI can hear the voice of running boys...Where do we go to future?いつか大人になれば 願いは叶う気がしてた 時間はまだ無限に…

Keep My Secret!!!

このドキドキは秘密のサイン 私だけが知ってるベイビィ・ラブリィ・ハートビート!何をカウントしてるの? 告白までのタイムリミット?先に誰かが現れない様に 君の隣をリザーブしたい!優先順位が変わっちゃう 気になる雑誌も服も君はどんなのが好きなの? …

あぁ!-I did it again-

最近急に意識しちゃった 前から遊び仲間のあの子髪型いじったくらいで そんなに変わるなんて反則探りを入れようとして 聞いてみたタイプ『実はね、今あの人が…』待って!? それ以上聞きたくない!あぁ! やんなっちゃうな またやっちまった恋する乙女は想う…

No Exit

抑え切れない衝動に 胸が焼けてしまいそう抱き締めて確かめて 漏れる吐息 聞かせて少し曇った微笑みが 言葉よりも語るから唇を遮って 君の瞳 閉ざすよ過ちでもいい 同じ傷ならば 僕らを繋いだ地図になる例え離れ離れでも 互いの位置を教えて帰らせたくない …

March to April ~Next season has come~

真面目な話なんて した事なかったからね 見慣れない表情で現実感なかったよ もう少し急いで 生まれたら良かった 卒業 先にされたくなくて 今更だね。。。 優しいあなたを困らせたくない 無理に微笑んで我慢した涙 上手く隠せてた? 不器用に言葉 探してる姿 …