2012-10-24 深海オルヴォワール 2012 曲先 疎ましい呼び声群れを離れて逃げた果てに孤独でも一人なら悲劇を演じる事もない深く沈む目覚めた数だけやがて眠る束の間の夢なのも知りながら水面に浮く船影 波間で光る反射も暗がりの世界には届かないたゆたいの心 温度の残る肌も冷えてゆく薄れる記憶の中で凛と木霊する泡と化して跡形もなく 此処で消えて行けたならさよなら