2011-01-01から1年間の記事一覧

Edge of the End‐季節外れの別れ際‐

どうせなら良い思い出の 場所にしておきたかったな去年と同じ川縁で 季節外れの花火をする二人コンビニで買い込んだまま 妙な天気が続いてた仕舞っておいて今頃に 風が寒くて無口になるばかり 遠く走る車は私達を知らない 此処にいる理由も その意味も綺麗だ…

ADAPT

言いたい事の言い方が分からない 今日も些細な擦れ違いが発生 次に笑ってくれた時は幸せだけど 毎回こんなのしてらんないな 遠いと寂しくて 近くだと触れて擦れて傷付け合っちゃう どうにかならないもんか 不器用にも程があるでしょう 多分おんなじ事を考え…

緋色に染めて、この頬を

軋んで荒く高鳴る この胸は何を知っている途惑いを悪戯に急かす 余韻が消えない様にと貴方にだけは許した 悲しみさえも見せること押し寄せる感情の波を 優しく彼方へ往なして空の向こうに柔らかな光 静けさが奏でる世界風に撫でられて 欠けた心が孤独を呼び…

コンセントガール

コンセントガール… コンセントガール…初めて触れた時 心臓壊れちゃいそうなspark恋心 スイッチずっとオンのまま答えを引き延ばすのはやめてねアナタにもらった元気で(コンセントガール)私は動いているのよ(コンセントガール)どれだけ離れていたって(コン…

これから始まる物語

長く続く国道 遠くに見える信号いつもあそこで別れる なるべく遅く歩きたい触れる為の口実 ふざけて軽く攻撃やがて加熱しすぎると 追う君 逃げる僕になる普段は無口なイメージ 実際はかなり話好き他の誰も知らない姿 ずっと独り占めしたくて夏の夜 星座の下…

8/31 -August 31st-

急に袖を掴まれて 夏祭りを抜け出した懐かしい細道へ 二人だけの散歩家は今も近いのに 会う機会がなくなって付き合い始めたとか 噂だけが届いて浴衣の似合う後ろ姿 やけに大人びて見えるどうしても追い着けない 距離が生まれたみたいで手を繋ぎたいとせがむ…

Dear,Sweet,Sugar,You 

風邪を引いたみたいに呼吸が苦しいの何故かピンチみたいに心臓ドキドキ余計なことを言わない様に 嫌われたくないからつい黙る「つまらない?」って心配される ごめんね不安になるくらい 好き 好き 好き 私の体ちゃんとここにある?すぐまた分からなくなる 君…

ここで、さよなら

選び抜いた言葉より 不意に見せる表情が一瞬で紐付けるひたすら続く沈黙 無理に話してもすぐまた途切れる感じ方が違うから 全く同じ幸せを分け合った訳じゃない理屈じゃ分かってたけど 君が相手ならそう思いたくて情熱の温度が 沸点から平熱へと冷めた後確か…

サンバルソース

君は慣れない朝を迎える いつもより少しだけ静かまずはそうだね 窓を開けよう 太陽を浴びて目覚めてね一人ぼっちが寂しいのなら 大好きな犬を飼えばいい犬の苦手な 僕はいないよ 今ならばグッドタイミングベットも広くなるさ 隣はそいつに譲るよ名前は何にす…

オモイデオルゴオル

本音を言ってと言われても 側に貴方を感じるのが精一杯嫌われない様 そればかり 楽な気持ちで寄り添えなかった綺麗に澄んだ 記憶が切ない錆びてしまえばいいのに見慣れた背中を呼び止めていれば他の行く末を見付けたかなまた蓋を開けた 同じメロディ巻き戻し…

Spray Art

電車は私を運ぶ 憂鬱な気分のままでみんなおんなじ顔だらけ 乗車率200%スーツで鞄を抱え 空いた手でメールを打って送る相手は誰だろう 家族かな? 仕事かなドアが開いて傾れる 我れ先にIt's so hard急いで行きたい場所じゃない それでも向かう明日はいつも…

太陽の在処 -満月の夜 カタツムリは東へ向かう-

いつも静かに震えていた この手の中の僕だけの世界他の誰にも似ていない 頼りなく微かな揺らめき初め世界は夢見られる 見たいと思い描くから見える願うではなく探すもの 近付けば失う憧れ真実は幻ではなく、むしろ現実と呼ぼうかあの日 求めたのは もっと別…

みとせ -Good day, Good bye-

君があの角を曲がるまであと少し…遠くの音が聞こえそうな快晴春が来たにしてはまだ寒いグラウンドから教室の位置を確かめる着慣れた制服もこれで最後明日から独りきりになるみたいな気持ちだよ過ぎた三年(みとせ)にありがとう まだずっと続けばいいけど帰り…

アタシのアシタ -Pop!Step!Jump!-

直感でいい 超感度feel! 理屈なんかでは示せない未来ぶつかりながら出口を探す wonder in the brand new days少しずつでいい 確かめながら 「これだ」って思える瞬間を増やしたい!一目で気入った慣れないヒールで 思わず転んでヒザに大ダメージ大胆な変身…

淡雪の行方 ~Only lonely winter~

淡い星の光 冷たい空気が包む中呼び合う遠い瞬きの 一つ一つを数えたあの日、離した手のひらは 今も貴方を探しています冬は厳しさ増すばかり いっそ切なさも凍らせて溜め息は白く 風は頬の熱を奪う見慣れた景色が 色彩を変えていく枯れ葉 踏む音は ヒビの入…