詞先

Solo Finale

君のいる街を見下ろして小さくなった家や道や川もう此処には来ないだろう風に揺られて少し身構える すっかり雲の上 天気なんか気にしなくていい随分と照り付ける太陽 やめてくれよ 泣きそうになる 起き去ったつもりの想いが体中にまだ染み付いてるのかな戻れ…

Last Decade

雑誌を真似てお洒落をしても 写真のモデルには敵わない同じ服でも同じ髪でも 気持ちがどうしても馴染めない背伸びしながら大人になって ずっと中身は子供みたいだよ人生なんてこんなものなの? まるでまだ準備が追い付かない いつか書いた寄せ書きの 無邪気…

winter fairy(featuring 小夏)

凛とした空気に白く舞う吐息は Candyfloss夜が明けたら景色が変わってた光の反射 キラキラ顔がまた浮かんで何も手につかない Melty heartどんな話も最初に聞かせてよ弱音だって 嬉しいからとにかく好きって伝えたくて だけど伺うタイミング苦しい この胸の痛…

sweet spring

水溜まりに 映る 空の青舞い降りた桜の花びらを添えてねころんでるのが好きな 私が外に出たくなる そんな季節Skip!Skip! いつもよりも早歩き大丈夫、ちょっと息が切れても Knock!Knock! 痛いくらい響いてる ハートの鼓動南風が吹いたら まだ 冷たくても…

春咲きアニマート

楽しみにしてた新しい服を着て今はまだ知らない自分を探すの不安も期待もドキドキはおなじでしょ下り坂 自転車スピード上げて桜色に染まる景色と一緒に わたしの世界も鮮やかになるふいにハナウタのメロディ陽だまりの道を通りすぎて昨日より遠い場所まで行…

migraine aura

いくつかの悲しみの理由はたったひとつの幸せの為?怯えながら踏み込んだ森に貴方の姿は見付からなくて繰り返す夕闇の訪れ朝が来るまで我慢する鳥ひとりきりで口遊む歌は静けさの奥へ溶け込み消える星のささやきも聞こえない天窓は開いているのに淡く差し込…

ブルーグラス

デルタテール 靡かせて見栄を張った 服みたいね綺麗にして どうするの?私の事 どうしたいの?水銀灯 照らされて作り物の 光の下歪なまま 輝いて持ち腐れの 宝石だね恋の様に 酔わせる様に 飾りひらひらりあなたを満足させられれば それでいいの狭い世界 囚…

緋色に染めて、この頬を

軋んで荒く高鳴る この胸は何を知っている途惑いを悪戯に急かす 余韻が消えない様にと貴方にだけは許した 悲しみさえも見せること押し寄せる感情の波を 優しく彼方へ往なして空の向こうに柔らかな光 静けさが奏でる世界風に撫でられて 欠けた心が孤独を呼び…

fracture

頭を痛めて考え込んで 答えを出せずに深みに填る 水圧負けした海中水泳 もはや息さえ事足りぬ 記憶の笑顔は美化された物 分かっているのにほろ酔い気分 彼女が居るとか結婚するとか 一気に素面に逆戻り 手間を掛けて骨が折れて 挙げ句の果てには心も折れた …

ハロー彗星

長い時間を掛けて 僕達は巡り会った生まれも育ちも 全然別だけどやがて軌道に乗って 引力に身を任せた燃え尽きる前に 辿り着ける様にそこから見える景色はどう? 一緒に見てもいい?ほんの僅かな夜を過ごして そのまま擦れ違うサヨナラ もう振り返らない 顔…

あなたがずっと好きでした

送るばかりでメールが来ない 気にされてない証拠かな 会って話せば姿が見える だけど気持ちまでは見えなくて 僕にとっては特別な人 あなたにとって僕は何? あなたがずっと好きでした 振り向いてくれるのを待っていた これからずっと側に居る どんな悲しみか…

Eternal waltz

身を屈めて触れた頬はまるで氷の様 眼差しはそれでも遥か彼方の地を映す 子守り歌は風に乗って誰の元に届く 癒された痛みはいずれ再び舞い戻る 渇き切った大地を その涙で潤して 芽吹く生命はまだ罪を知らない やがて枯れる花は 咲く為に冬を越す 数え切れぬ…

消えたsilence

何処かで声がした気がして… 気のせいだとは既に分かっている この耳が覚えている とても側で誰より聞き慣れた声を もうすぐ息も白くなる 初めて会った頃の季節になる 今年も冷えるらしい 雪が舞えば肌へと降りて来て溶ける 黄昏は何度でも訪れる ただし同じ…

踊り子は炎を纏う

あなたの好きな花は知ってる 白くてとても小さな花束にして祈りと共に 添えましょう、眠れる姫に綺麗なままの顔であっても 瞳は二度と開かれない耳元で 木霊が続く 告げられた最後の言葉一人きりでは あの旋律の半分も歌えない…悲しみはまるで根の様に この…

A cat talks to himself.

勝てば自由になるはずだから がむしゃらにも戦った その内に隠していた虚しさ 出会い、お前が水をやった様だ ただ強がるばかりで それを強さだと決めて 花を見ればいつも踏み付けて来た だけど今となれば 微かにも分かる お前は俺の中に咲いた小さな花だと …

カマシーニ~キャラバンと奴隷、少年と少女と民~

昨日と変わらぬ景色に囲まれ 進むキャラバンの行く手にあるのは 何度も想い馳せては描いた旅の終着 憂いしは夢とのその落差 足枷引き摺り最後に並んだ 奴隷の男は機会を窺う 砂漠で当ても無いまま何処かに走り出すのは 売られるのとどちらがまだマシか 小さ…

太陽の叫び声

途切れながらずっと聞こえていた 意識が遠くなるくらい 煩わしい痛みを 深々と植え付けて 狂うまでに少し残っている 時間の中だけでいいさ 振り返ってくれれば 後悔も殺せる 何も知らない唇は 動かされた心に罪を教える 冷静でいる振りをして 癒す事の出来な…