2003-04-01から1ヶ月間の記事一覧

踊り子は炎を纏う

あなたの好きな花は知ってる 白くてとても小さな花束にして祈りと共に 添えましょう、眠れる姫に綺麗なままの顔であっても 瞳は二度と開かれない耳元で 木霊が続く 告げられた最後の言葉一人きりでは あの旋律の半分も歌えない…悲しみはまるで根の様に この…

フクキカク

相手に関しては別段気にしない ある意味で仲間 会いたくなんてないけど 周りの連中に話したらしいよね? 「性格はこっち 体はあっち」そんな事 ずっとケータイ留守電で 何度も伝言を入れる 気付けば預かり限度超え 多分あなたは聞かないって 分かったその上…

A cat talks to himself.

勝てば自由になるはずだから がむしゃらにも戦った その内に隠していた虚しさ 出会い、お前が水をやった様だ ただ強がるばかりで それを強さだと決めて 花を見ればいつも踏み付けて来た だけど今となれば 微かにも分かる お前は俺の中に咲いた小さな花だと …

I'm listening to the song You was.

目に入る物なら全てに 浅く広く一度は手を出す俺 この曲も聴き覚えはある 歌手名までは出て来ない 見極めてからじっくり わき目さえも振らずにハマっていく その点で相容れなかった お前がいつも聴いた曲 意図なく忘れた物だろう ケースのプリクラとも今は違…

カマシーニ~キャラバンと奴隷、少年と少女と民~

昨日と変わらぬ景色に囲まれ 進むキャラバンの行く手にあるのは 何度も想い馳せては描いた旅の終着 憂いしは夢とのその落差 足枷引き摺り最後に並んだ 奴隷の男は機会を窺う 砂漠で当ても無いまま何処かに走り出すのは 売られるのとどちらがまだマシか 小さ…