太陽の叫び声

途切れながらずっと聞こえていた 意識が遠くなるくらい 
煩わしい痛みを 深々と植え付けて 
狂うまでに少し残っている 時間の中だけでいいさ 
振り返ってくれれば 後悔も殺せる 

何も知らない唇は 動かされた心に罪を教える 
冷静でいる振りをして 癒す事の出来ない傷を刻み込まれる 

両手を広げて堕ちていく 切なさの閉じ込め方が見つかるまでは 
記憶に住み着くウイルスが 段々とこの体さえ支配してしまう 
もう燃え尽きてしまっても構わない 


手を伸ばしてみても触れられない 白さのまだ残る素肌 
拒まれてもそれでも 結末は始まる 

膨れ上がった欲望は 破裂しても消えずに求め続ける 
蒸発しても変わらない 溢れ出した涙に嘘は何もないから 

瞳を閉じても見えている 魅せられた横顔がまた微笑む瞬間が 
迷いと願いを繰り返し 追いかけるこの孤独から圧力を受ける 
もう輝きをなくしても構わない 


強い引力を感じている限り 側にいたくて 

両手を広げて堕ちていく 切なさの閉じ込め方が見つかるまでは 
記憶に住み着くウイルスが 段々とこの体さえ支配してしまう 
瞳を閉じても見えている 魅せられた横顔がまた微笑む瞬間が 
迷いと願いを繰り返し 追いかけるこの孤独から圧力を受ける 
もう輝きをなくしても構わない 


瞬間:とき