君が忘れても僕は覚えている

別々の人間が 同じ物を感じられるのだろうか 
せめて欠片であろうとも その胸に届いたなら 

夜は静か過ぎて すぐにまた君を思い耽る 
痛む心を 散らすノイズは聴こえない 

昨日と違う月の形 確かに時間だけは流れている 
君の中で僕の存在の意味が 今はまだ変わらずとも 
誰かが決めた永遠とは 果てなく途方もない未来を言う 
君が居ない長い寂しさは嫌だ 一瞬の微笑みを選びたい 


欲望と願望は 紙一重でよく似ていると思った 
一方的な矛先 あやふやな心模様 

知らず知らずの間に 内側で生まれ出でた気持ち 
手遅れだから 殺し方など残っていない 

刹那で変わる海の姿 飲まれて深い場所へ沈んでいく 
僕の事を君が見付けてくれたら… 今はまだ幻想でも 
絶えなく揺れる水面には 反射で踊りを舞う光がある 
僕の目には遥か灯台の様だ 雑踏に紛れても見えている 


君にとって些細な過去のいつかも  
これから先で迎える未来のいつかも 
君が忘れても僕は覚えている 


昨日と違う月の形 確かに時間だけは流れている 
君の中で僕の存在の意味が 今はまだ変わらずとも 
誰かが決めた永遠とは 果てなく途方もない未来を言う 
君が居ない長い寂しさは嫌だ 一瞬の微笑みを選びたい 

刹那で変わる海の姿 飲まれて深い場所へ沈んでいく 
僕の事を君が見付けてくれたら… 今はまだ幻想でも 
絶えなく揺れる水面には 反射で踊りを舞う光がある 
僕の目には遥か灯台の様だ 雑踏に紛れても見えている