clearly
僕が見上げたのは 遠くまで透き通った空
隣には今はもういない 君の事を思っていた
束の間だったから まだ全てを覚えている
きっとムダに長く過ごしたら 些細な事は多分忘れた
幸せだけじゃなく 後ろ向きな気持ちさえも
君にだけは何も隠さなかった そうある意味を知って欲しくて
胸の内で仄かに帯びた熱 優しく息を詰まらせた
寄り添い合って分け合ったのは… あれが恋だったのかな
僕が見上げたのは 遠くまで透き通った空
隣には今はもういない 君の事を想っていた
誰を待ちもせずに 足早に季節はまたいく
限りなく巡る最果てに ほんの僅か光を差して
初めて見詰めた日 言葉なんて見付からずに
まるで砂の城を崩さない様 動きを止めた子供みたいで
会えなくても心は側にいる どんなに遠く離れても
今更だけどそう思うんだ 今も繋がっているよ
いつも描いたのは 大切な思い出の欠片
鮮やかなままで色褪せる そして過去に変わっていく
地平線の向こう 呼び声はもう聞こえている
立ち止まる事もあるけれど いずれすぐに行く時が来る
僕が見上げたのは 遠くまで透き通った空
隣には今はもういない 君の事を思っていた
誰を待ちもせずに 足早に季節はまたいく
限りなく巡る最果てに 君といつかすれ違うかな…