上の階から楽器の音が響く 午後六時の教室は二人きり 用もなければただ何となくだけで 暇潰しというか、暇作りだろうか 梅雨がどうとかいう話題を振られて 返事はしたけど上の空 赤み掛かった髪の毛 微妙に低い背の丈 後ろ姿が愛しすぎて 抱き締めてしまった…
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