辿り着いた別々の場所で僕達は寂しさを知る

街のざわめきは変わらないのに 疎ましさを覚えたのはいつから? 
持ち主を失った僕の左側 今はそこに孤独が滑り込んでる 

痛むのは胸の奥底 
そうか、やっぱり心はここにある 

永遠を教える為に 時間は僕達を少し傷付けた 
信じ合えた奇跡さえも 過去へと変えてしまった 
聞こえてる、まだ聞こえてる 
君の口ずさむ大好きな歌 記憶の中で 


冬の訪れを霜降に見る 現れては消えるまでの存在 
溜め息をつくなんてしたくないけれど 意識してる時点で既に手遅れ 

描くのはいつも思い出 
今のこの時ホントの君は何処? 

夕闇の暗がりでさえ 互いの表情が見える距離にいた 
伸ばす事もしないままで この手は頬に届いた 
残ってる、まだ残ってる 
君の感触と心地良い熱 冷めないままで 


空気の乾いたこれからの時期 余計に物音はよく響くだろう 
悴んだ指先が裂けると共に 心の傷口が沁みる 


永遠を教える為に 時間は僕達を少し傷付けた 
信じ合えた奇跡さえも 過去へと変えてしまった 
聞こえてる、まだ聞こえてる 
君の口ずさむ大好きな歌 記憶の中で