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読まないで仕舞い込んだ メモ書きのノートの切れ端
自分でも分からない気持ち 胸が苦しくて

慣れた景色の中に 一人だけ足りなくて
不安なくらい透明に見えて 落ち着かなくて

放課後の鐘 狭い路地 急な坂 日暮れの街
僕の世界は君と共にある
すぐに見付かる 自転車の 二人乗り 怒られても
いつだって無敵の誇る冒険


『忘れない』なんて言葉 最後だけ手紙に書くなよ
これまでは口にしなかった これからも同じ

何故かおかしい程に 笑顔まで似ていった
負けず嫌いで説明が下手で 走るのが好き

校庭の隅 フェンス越し 響く声 追い越す風
君の明日は僕のいない場所
全力で漕ぐ 自転車は 加速して 駅に向かう
夕方の電車の時間が迫る


勢いだけで強過ぎて不器用でも 重なり合った僕達のディスコード

まだ続いてる


放課後の鐘 狭い路地 急な坂 日暮れの街
僕の世界は君と共にある
「離れてたって 大丈夫 いつかまた 教え合える」
約束は要らない 当然だから