Magenta Daydream

夜の 喧騒へと
姿 隠す様

抱え込んだ 憂鬱を 
忘れられるまで 裸足で 踊る 

回る ミラーボールに
操られて いたくて
今は 何も 要らない
だから奪わないで

息を 止める くらいの
胸に 宿る 微熱に
焦らされては 火照って
致命的な 余韻


夢を 見るのさえも
下手に なった頃

寂しいのに 慣れるのは
強さじゃないって 気付き始める

過ぎて しまう時間に
怯えながら 抗う
いつも 痛み ばかりが
現実味に 満ちて